おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
今日は雨と風が強いですね。
皆さまお変わりございませんか?
今回は尿トラブルのお話です。
最近、「トイレに何度も行っている」「おしっこが赤い」といった受診が増えています。
寒い時期は、尿トラブルが起こりやすいため注意が必要です。
季節の変わり目にも多いです。
●トイレに何回も行く
●排尿姿勢をとるが尿が少ししか出ていない
●排尿時に鳴く
●血尿が出ている(赤色、オレンジ色、茶色など)
●トイレの場所以外でおしっこをしてしまう
●陰部を気にしてしきりに舐める
●尿漏れや異常な尿臭がする
上記のような症状がある場合は、尿トラブルの可能性があります。
続くようでしたら受診されることをお勧めします。
さらに何らかの原因で閉塞を起こし、おしっこが全く出ていない状態になると、元気・食欲の低下、嘔吐といった症状も出ます。
最悪のケースでは死に至ることもありますので、速やかに受診しましょう。
予防としては、トイレの環境を整えることが大切です。
常にトイレを清潔にしておく、トイレの数を増やす、寒いとトイレに行くのを我慢してしまうことがありますので、トイレのある場所を暖かくしてあげるのもいいですね^^
トイレの数は、頭数+1個が理想的と言われています。
(わが家は2匹の猫がいますので、3個のトイレがあります)
また、飲水量が減らないように、飲水容器を増やして愛猫がよく通る場所に設置する、容器の材質を好みのものに変える(陶器、プラスチック、ステンレス、循環型のものなど)、ぬるま湯を与えてみると意外と好んで飲む子もいるようです(温めすぎによる火傷には十分ご注意下さい)。
フードの水分量に関しては、ドライフードは10%ほどですが、ウエットフードだと75%ほどと高いため、フードで水分を摂取させるという工夫をされている方もいらっしゃいます^^
寒い時期でも健康に過ごさせてあげたいですね^^
さて、最近のわが家では、日中暖かいと好んで日向ぼっこをしている猫たちをよく見かけます^^
お日様に当たって、毛の一本一本がキラキラと光ります^^
長毛猫のもこに至っては、白い部分が眩しすぎて目がチカチカしてきます 笑
ものの数分で、あっという間にホカホカ猫のできあがりです。
毎日ゆったり、いつでものんびり。
平穏が一番ですね^^