水分量、足りていますか?
2020.11.30更新
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
あちこちで紅葉が見られるようになりましたね。
今年は何処かへ出かけて紅葉狩り・・・も、なかなか難しいかな~と思っていたら、わが家で小さな紅葉狩りができそうな予感です(^^)
↓緑色だった多肉植物が・・・
↓色づき始めています・・・!
もう少しすれば、もっと赤くなる、かな~(*゚▽゚*)?(今年初めて育てているため未経験です)。
手のひらサイズの小さな植物でも、ちゃんと季節を感じているんですね。
皆さまは体調お変わりないでしょうか(^^)?
さて、今回はわんちゃん・ねこちゃんの水分補給についてです。
わんちゃん・ねこちゃんが一日に必要とする水分量は、
<わんちゃん>
体重(kg)×0.75×132(ml)
<ねこちゃん>
体重(kg)×0.75×70(ml)
で計算ができます。
その日の天候や季節、運動量、年齢層、犬種・猫種によっても違いが出てきますが、おおむねこの計算式で一日に必要な水分量が分かります。
●5kgのわんちゃんであれば、
5×0.75×132=495ml
●4kgのねこちゃんであれば、
4×0.75×70=210ml
ということになります。
ただしこれは「一日に必要な水分量」であって、「一日に飲む水分量」ではありません。
ドライフード(約7%)やウエットフード(約70%)の中にも水分が含まれているため、飲水量としては
わんちゃんで40~60ml/kg
ねこちゃんで20~45ml/kg
の範囲が正常であるとされています。
一般的に、わんちゃん・ねこちゃん共に体重1kgにつき100mlを越す飲水量は過剰であり、何らかの病気のサインと言われています。
わんちゃん・ねこちゃんの体重の約60~70%が水分であり、水分は身体を構成したり、円滑な生命活動を行ったりという重要な役割を果たしています。
水分が体重の数%失われると、健康に障害が起こり、10%以上失われると生命を維持することが難しくなり、死に至ります。
人もそうですが、わんちゃんやねこちゃんにとっても、水分は大切だという事が分かりますヽ(´ー`)ノ
常に新鮮な水が飲めるようにしておくことが大事ですね。
そして食器の材質や形にも好みがありますので、陶器やステンレス、ガラスやプラスチックなど試してみるといいですよ(^^)
ねこちゃんでは、ひげが当たる食器を嫌がったり、流れる水が好きだったりと好みがある子が多いようです。
また、食器の高さを、床置きから前足の付け根くらいの高さに変えると、飲みやすくなり飲水量が増えることもあります。
水飲み場も一ヶ所だけでなく、数ヶ所準備しておくといいですよ(^^)
わんちゃんもねこちゃんも、季節の変わり目は体調を崩しやすいですから、水分をしっかり摂って、体調管理に気をつけて過ごしましょう(^^)
さて、数日前のわが家のネコたちの写真です。
黒猫ふわ、まん丸からの~
足ぴーーん(この体勢を見ると、いつも「砂抜き中のアサリ」を思い出します 笑)
甘えん坊の長毛猫もこは、腕を添えてもらいながらのヘソ天(^^)
そして・・・
「薄目で見ると何となくブレーメンの音楽隊風」 笑
かわいいうちの子たち、毎日見ていて飽きませんヽ(*^^*)ノ
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