ねこのゴロゴロ
2018.06.25更新
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
今日は良いお天気ですね~!
心地よい風も吹いて、お洗濯日和ですね(^^)
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はねこちゃんがノドを鳴らした時に出る、ゴロゴロという音について(^^)
ねこちゃんと生活していると、色々な時にこのゴロゴロを耳にしますよね(^^)
一体どういう時に、どんな気持ちでこのゴロゴロという音を出しているのでしょうか?
・幸せいっぱい(^^)満足している時
お気に入りの寝床や、飼い主さまのお膝の上でまったりしながら鳴らしているのは、リラックスしていたり、気持ちよくて鳴らしています。
この時のゴロゴロは中低音で、ボリュームもやや控えめ。
「気持ち良くて幸せ気分なんだな~」と思うと、こちらまで幸せになりますね~(^^)
また、生まれたての子猫もゴロゴロ音を出します。
これは、母猫に対して自分の存在を知らせたり、母乳を飲んでいることを伝えるためなんだとか。
生後2日で、もうゴロゴロと言えるようになるそうです。
母猫との大事なコミュニケーションなんですね!
「うちの子そんなにゴロゴロ言わないけど、あんまり幸せ感じてないの!?」と思われる飼い主さまもいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です!
このゴロゴロには個体差があり、あまり言わないからといって、イコール幸せを感じていないというものでもありません(^^)
・「〇〇して欲しい!」要求している時
「ご飯ちょうだ~い!」、「なでなでして~!」など、何か私たちにやって欲しい事がある時、また何かを期待しているときにもゴロゴロ音を出します。
同時にスリスリ~っと頭や身体をくっつけてきたり(^^)
わが家では、長毛猫のもこが、これをよくやっています。
ご飯のおねだりの時もそうですが、しっぽの付け根をトントン叩かれるのが大好きで、家族がソファに座ると、3秒後には膝の上に乗ってきて、ゴロゴロ~・・・(トントンして~)。
そしてトントンしてあげると、前足をフミフミ~フミフミ~と交互に踏んで上機嫌に(^^)
この時のゴロゴロには要求と同時に甘えもあるそうですよ(^^)
・具合が悪い時、緊張や不安、ピンチのとき
機嫌がいい時だけではありません。
ストレスや驚いた時、飼い主さまに怒られてしまった時に、自分自身を落ち着かせ、リラックスするために出すこともあります。
一度だけ、もこから、このタイプのゴロゴロを聞いたことがあります。
もこ、家の神棚に大変ないたずらをして、私から「現行犯逮捕」されました(^^;)
「もっちゃん、いけませーーん(`ε´)!」
「・・・ゴロ・・・ゴロ・・・」(とってもカワイイ仕草付き) 笑
もこ、私の叱り具合でピンチを感じたんでしょうね・・・(^^;)
この時のゴロゴロは特に低い音なんだそうです。
・人にもいいことがある!?
副交感神経は、疲れた身体を回復させる神経です。
ストレスを解消したり、免疫力をアップしたり。
軽い運動や入浴、マッサージ、好きな音楽を聴くなどして、この副交感神経を意識的に優位に立たせるようにされている方もいらっしゃいますよね(^^)
優位に立たせる周波数は、20~50ヘルツ。
そして猫のゴロゴロ音の周波数は、ほぼ25ヘルツの低周波なんだそうです。
さらに低周波には、幸福感を得られる「セロトニン」を分泌させる効果もあるんだとか。
諸説あるそうですが、かわいい愛猫のゴロゴロ音で、幸せ気分で心も身体も癒されるなんていい事だらけですね~(^^)
シニア期になって、わが家にやってきた先代猫のぴっち(女の子)は、遠くにいても、目が合うだけでゴロゴロが始まる子でした(^^)
名前を呼ぶと、目を細めて、声はあまり出せない子でしたがお返事していました(^^)
ゴロゴロセラピーがあってもなくても(^^)
ただ傍にいてくれるだけで、たーくさん癒されて、たーくさん幸せをもらってますけどね!
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