犬と猫の中毒その4・ブドウ、レーズン中毒
2016.09.26更新
おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
吹く風も気持ちよく、大分秋を感じるようになりましたね!
我が家の庭で栽培していたミニトマトも、最後の最後の実をつけ、昨日終了となりました。
今までで一番小さい、直径1センチほどのものが、何とかできた、という感じです(^^)
そして最近は、スーパーへ行くと、よくブドウが出回っていますね。
今日はそのブドウによる中毒のお話です。
初めの頃は、レーズンはわんちゃんに与えてはいけない、と言われていました。
これは、「レーズンを摂取したわんちゃんが腎不全を起こした」ことが始まりです。
しかし近年では、レーズンだけではなく、ブドウもダメと言われています(><)
そうなんです。
ブドウやレーズンを摂取すると、急性の腎不全を起こすことがあるんです。
症状としては、元気がなくなる、食欲の低下、嘔吐、下痢、脱水、多飲多尿などの症状がみられ、最悪の場合、死に至るケースもあります。
また、実の部分よりも皮の部分を一緒に食べた場合において中毒の可能性は高くなっているようです。
量としては、体重1kgあたりブドウ32g、レーズンの場合は11~30gが中毒死する量と言われています。
ただし個体差がありますので、必ずしも中毒症状が出るというわけではなく、また少量でも症状が出る子もいます。
ブドウやレーズンによる中毒はここ数年で報告例が出だして、問題視されるようになりました。
そしてまた、ブドウのどの成分が中毒を引き起こしているのかはまだ分かっていません(><)
中毒のリスクは低いと言われていますが、与えないに越したことはありませんね!
わんちゃんだけでなく、ねこちゃんもブドウをあげるのは危険と言われていますので与えないようにしましょう。
おいしいブドウが出回るこの季節、わんちゃん、ねこちゃんは要注意です。
うっかり食べてしまわないよう、お気をつけ下さいね!
さて、ふかつ家にゃんずの報告も(^^)
先日お誕生日を迎えた、もこ(2才)、ふわ(1才)。
↓左から、爪とぎができるガリガリサークル、爪とぎ入りのBOX、トンネル型布団をプレゼント(^^)
ルンルンで入るにゃんこたちヽ(*^^*)ノ♪
特にサークル、BOXが気に入ったようで、いつもいつも左二つに入っています(トンネル布団は今のところ「座布団」として使用中)
我が家のにゃんこたちには、ダンボール製は人気高いですね~(^^)
気に入ってくれた♪よかった~♪(^^)
そしてそれから、わずか数日で・・・(笑)↓
自分仕様にアレンジです(笑)
爪も研ぎつつ、歯も研いでいるのか?とツッコミたくなるほど、ダンボール好きの二匹は噛み噛み、ちぎりちぎりして楽しんでいます(笑)
もこちゃん、ふわちゃん、これからも元気でいてね!
家族になってくれてありがとう!!感謝!!
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