皆さまこんにちは。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
今日は三連休の最終日(^^)♪(当院は診療しておりますが)
風は冷たいですが、いいお天気になりましたね!
今日はわんちゃんの食糞について、です。
食糞症とは、自分のウンチを食べてしまうことをいいます。
こんな場面に出会ってしまったら、飼い主さんとしては大変ショックですよねー!(><)
食糞症は、特に子犬の時期に多く見られます。
<なぜ食糞するの?? 食糞の原因について>
「お腹が空いていたから」・・・単純にお腹が空いていて、空腹のため口にし、習慣化したケース。
「退屈だから」・・・ウンチをおもちゃ代わりにして遊んでいるうちに、勢いで食べてしまうケース。これは特に子犬に多いようです。
「飼い主さんにかまってもらいたいから」・・・ウンチを口にした時に、飼い主さんが、大きな声を上げたり騒いだりしたのを「かまってもらえたヽ(〃^▽^〃)ノ」と勘違いしてしまい、飼い主さんの気を引くためにやってしまうケース。
「ウンチそのものを隠したいから」・・・以前、トイレ以外の場所で排泄した際に怒られたことがある子は、排泄すること自体、またはウンチそのものを「いけないことなんだ」と誤って覚えてしまい、飼い主さんに再度怒られないために、隠そうと口にするケース。または、本能的に自分のニオイを隠そうとしているケース。
その他・・・腸内に寄生虫が寄生しており、栄養素の吸収が不十分、消化器系の疾患がある、分離不安などのストレスから、、、など原因は様々です
<どうしたら治る??>
♪「フードの量や質、回数を見直してみる」・・・成長段階によって、与える量や回数は異なります。フードのパッケージに成長段階や体重に見合った量、回数が記載されていますのでチェックしてみましょう。
また、食いつきを良くするために強い香料が入っているフードもあります。香料が残ったままのウンチを排泄すると、「おいしそうないいニオイ!」と、それを口にしてしまうこともありますので、フードそのものを変えることで治る場合もあります。
♪「習慣づけさせない」・・・排泄後はすぐに片付け、きちんと排泄できたことを、た~くさん褒めてあげましょう(^^)留守中にしてしまう場合には、食事や散歩の時間を調節するなどして、人が見ているところで排泄するよう促します。
♪「スキンシップの時間を増やす」・・・これで止めてくれることもあります(^^)散歩の時間を長くする、たくさん遊ぶ、、、食糞症に限らずですが、スキンシップ、大事ですね(^^)♪
♪「ウンチにトッピングをする」・・・人間が口にする、刺激の強いもの(レモン汁やお酢、マスタードなど)をかけたり、また、市販されている食糞防止グッズを利用してみてもいいかもしれません。サプリメントやフードに混ぜて使用するタイプなどがあります。
トイレの失敗があったり、また食糞してしまったとしても、大きな声や騒いだりはせずに、無反応でサッと片付けるのがポイントです(^^)失敗した場所はきちんと消臭しておきましょう。
時間はかかるかもしれませんが、ほとんどの子が成長とともに自然に治ることが多いですよ(^^)
私が高校生の頃に飼っていたラブラドールの子も、小さい頃はしょっちゅう食糞をしていましたが、やはり大きくなるとともに治りました!
きつく叱ったり、体罰を行うことは逆効果になりますので、決して行わないで下さいね(^^)
さて、9月のコラムにも載せていた、ふかつ家のにゃんこたちのお誕生日プレゼント。↓
↑プレゼントして数日後には、穴の丸いラインが消えてしまったわけですが・・・
↑今朝の状態。現在ココまで広がっております(笑)
もう崩れかけちゃって、お化け屋敷っぽいハロウィン感が~( ̄▽ ̄)!
中に入っていた爪とぎも、噛みちぎられて消え去りました(´▽`)
この箱、いつか消えてなくなるんじゃないかと予想しております(笑)
↑結局、ガリガリサークルは二匹入れるLサイズを購入し、プレゼントしました~(^^)
これもまた噛み噛み、ちぎりちぎりしております(笑)