皆さまおはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。
12月になりました。いよいよ今年も残すところ1ヶ月となりましたね。
綺麗な紅葉ももうそろそろ見納めでしょうか。
我が家の庭のもみじもどんどん散って、もみじのじゅうたんが出来上がっています。
さて本日は、にゃんこのおはなしです。
にゃんこ達はよく狭いところ、暗いところに入りますが、なぜそんな狭いところを好むのでしょうか?
いろいろな説があるようですが…
《外敵から身を守るため・安心するため》
もしも外敵が来ても自分の安全が確保できるように、安心して眠れるように狭いところや暗いところに入りたがる。
整理整頓されたところよりもごちゃごちゃした物置や押入れ、混みいった入り口が狭いところを好むようです。
我が家の場合、たんすや押入れを開けるとめがけて入り込んできます(^▽^;)
《狩猟本能が掻き立てられるため》
猫の祖先と言われれているリビアヤマネコは砂漠で狩りをしていたと言われています。
ですので、本能から狭いところに隠れて獲物を待ち構え、狙いを定めて獲物に飛び掛かります。
また、捕った獲物は自分の縄張りに持って帰って食べるのだとか。
我が家のにゃんこ達も、特におもちゃ好きのらいは、私たちがおもちゃを持つと体制を低くして隠れ、お尻をフリフリしながら飛び掛かってきます(≡^∇^≡)
《縄張り意識から》
自分の匂いをつけて「自分の場所」を増やしていくことに喜びを感じるようで、そのような理由から買い物をした時のビニール袋や紙袋、飼い主さんのバッグなどに入るようです。
好きですよね、袋に入るの。我が家では入るのもですが、たたんだビニール袋を狙っているにゃんこがいます(笑)咥えて持ってきて「投げて」とアピールし、飽きるまでエンドレスで繰り返されます…。
また、猫の複数飼育をしている家庭では「縄張り争い」がよく起こるとのこと。
確かに我が家でもよくお昼寝場所の取り合い…というより、らんが気持ちよく寝ているところに他のにゃんこがやってきて「どいて」と威圧して、反抗して猫パンチという場面をよく目にします(;^_^A
先日は私の膝の上でバトルが繰り広げられました(;´▽`A``
《快適だから》
昔砂漠で暮らしていたため、暑い日差しから逃れるために岩陰に身を潜めていたそうです。
その名残から暑いときは涼しい場所を探して過ごし、寒いときは体温を逃がさないように布団の中やこたつの中、飼い主さんのそばなどで暖をとるようになったようです。
この時期、我が家の布団やこたつはにゃんこパラダイスと化しています(笑)
右を向いても左を向いてもにゃんこ(わんこ)ということもしばしば…ニヤニヤが止まらない季節です(・∀・)
にゃんこが狭いところや暗いところが好きなのがお分かりいただけたと思いますが、その習性をうまく利用して、にゃんこを連れて外出する時、例えば通院時など、外に出るのを怖がる子も多いと思いますが、洗濯用のネットに入ってから(ファスナーは閉めて)キャリーバッグでお連れいただくと安心することが多いです。
手術でお預かりする際にもさせていただいてますが、多くの子が手術まで落ち着いて過ごしています。
外でもし何かの拍子にキャリーが開いてしまったら…
ネット一枚あれば安心ですが、そのまま入っている場合びっくりして逃げ出してしまうというお話も聞きます。
待合室でも慣れない他のわんこ・にゃんこ、またドアの開閉の音などにびっくりして逃げ出してしまうことも考えられます。
にゃんこの安心・安全のためにもぜひネットをご使用いただき、診察が始まるまではキャリーやネットを開けずにお待ちくださいますようお願い致します。
小さいサイズよりも60×60くらいの大きめのサイズのほうが出入りがしやすいです。
100円ショップさんにもありますので、皆様もぜひご利用下さい(*^-^)
《ご注文についてのご案内》
年末年始はメーカーさん等のお休みの関係で流通がストップします。
まだはっきりとした日程が分かりませんが、例年通りですと12月中旬くらいまでは年内の発注・お渡しが可能かと思います(お時間がかかる商品も一部ございます)。
それ以降のご注文ですと年内のお渡しが難しくなりますので、お薬やフードのご注文はお早めにお願い致します。