2024.07.08更新

おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。

 

毎日毎日暑いですね!
今日もムシムシとしたお天気、皆さまいかがお過ごしでしょうか^^

 

 

 

さて最近、自然豊かな糸島では、夜になると彼方此方でカエルの大合唱が聞こえてきます。
わが家も田畑に囲まれた場所にありますので、暗くなると大音量で「ガーガーガーガーガー(以下エンドレス)」を聞く羽目になります 笑

 

ただ聞こえる分にはいいのですが、このカエルの中でも「ヒキガエル」には十分な注意が必要です。
体長7~17センチほどの大きなヒキガエル(別名ガマガエル、イボガエル)は、強力な毒を持っていることをご存じでしょうか?

 

ヒキガエルは、夜行性でミミズや昆虫を食べる肉食性の動物です。
動きは俊敏でなく、のそのそと魯鈍、昼間は石や倒木の下などに潜んでいます。
森林や草原、農耕地、公園、民家の庭などに生息しており、ここ糸島でも遭遇することがあります。

 

ヒキガエルはブフォトキシンという毒を持っており、耳の後ろにある耳腺からこの強力な毒液を出します。
また全身にあるイボからは白い毒液をにじみ出します。

 

症状は、頭を振る、流涎、嘔吐、視力障害、神経障害、心不全などで、死亡するケースもある怖い中毒です。
この毒液に触れただけでも、炎症を起こしてしまいます。

 


当院でも「お散歩中にヒキガエルを咥えてしまって、痙攣している、嘔吐とヨダレが止まらない」といった状態で来院されることがあります。
ヒキガエルの毒は猛毒なので、お散歩をされる際には十分に注意されて下さい。

 

もし、この毒液を口にしてしまった場合には早急な処置が必要になります。
すぐに口の中を多量の水で洗い流すという応急処置をお願いします。
その後、病院へ連絡をとって下さい。

 


このヒキガエルに限らず、お散歩中は何かしらを口にして体調を崩す子が多いので、拾い食いをしないように気を付けて下さいね^^

 

 

 


さて、お散歩とは無縁のわが家(完全屋内飼育猫ズ)なので、外での拾い食いはありませんが、時折このようなことが起こります。

 

 

 

室内での、

 

20240708_1_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

・・・アンパンマ●がウインクしていますね 笑

 


黒猫・ふわが食べ残した少量の猫用パウチを、もこに見つからないようにテーブルに置いていたら、しっかり見つけてしっかり盗んでおりました。

 

20240708_2_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院
「うまぁ」

 

そんなもこに対して「いや~~盗んでるねぇぇ~ 笑」と、気付いていながらこうしてカメラを手に取る「まぁいっか」主義の飼い主もどうかと思いますが 笑

 

 

 

ちゃむちゃむちゃむ、はぐっごきゅっと、人間だったら眉根を寄せてしまいそうな咀嚼音も、「うちの子」だとどうしてこうも「音までかわいい~^^」となってしまうのでしょうね 笑

 

 

 

かわいいって最高です 笑

 

 

 

 

 

投稿者: ふかつ動物病院

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