2024.02.12更新

おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。

 

朝晩冷えますが、日中は暖かく感じることも多くなりましたね。
お変わりございませんでしょうか。

 


今日は「内部寄生虫」のおはなしです。

 

内部寄生虫とは…?
動物の体内に寄生する虫のことを内部寄生虫と呼びます。
消化管内に寄生する線虫・条虫類や原虫類があり、線虫・条虫類は飼い主様も目にする機会があるかもしれません。

 

かたや外部寄生虫はノミやマダニなどの体表に寄生する虫のことを指します。
ちなみに内部寄生虫の瓜実条虫はノミが媒介しますので、ノミの予防も大切です。

 

内部寄生虫は、
“ゴマのようなものが落ちている”
“肛門周囲についている”
“便に白い虫が出てきた”
といった具合で発見されることが多いです。
時折嘔吐したものの中に虫が出てくることも…

 

おなかの虫は消化管に住み着き、初期には無症状の事が多いのですが、大量に寄生すると元気・食欲の低下、下痢や貧血などの症状が見られることがあります。

 

感染経路には経口感染、経皮感染、胎盤感染などがあり、中には人に感染する寄生虫もいます。

 


予防として、
◎よく外出する子は特に定期的な予防・駆虫をする
◎食事の口移しなどの濃厚なスキンシップを控える
◎手洗いをしっかりする
◎わんちゃんやねこちゃんの居住スペースは定期的に掃除をする 
◎便は速やかに片付ける
など注意しましょう。

 

特に小さなお子様やお年寄りの方は注意が必要です。

 


予防・駆虫薬は、わんちゃんは飲み薬、ねこちゃんは飲み薬と首の後ろにつける液剤の薬がございます。

 

液剤の薬は院内で塗布することも可能です。
お薬の処方のみご希望の方はおおよその体重をお知らせください。

 

虫を実際に見なくても、定期的に投薬することも可能です。
複数飼育の場合は、全頭一斉に投薬しましょう。

 

ご不明点はお気軽にご相談ください。

 

 

 

最近のわが家は、相変わらず男子の仲良しっぷりが炸裂しております。

 

二匹で満員と思われるベッドに一匹、また一匹と入り、しまいには下の子が潰されるような状況になって出ていくこともしばしば…

 

仲良く寝ている時はほほえましいのですが^^

 

20240212_1_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

 

しょうが潰されているのを高確率で見る気がします^^;

 

20240212_2_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

 

20240212_3_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

こんなにくっついて寝たら暖かいでしょうね♪

 

 

 

 

投稿者: ふかつ動物病院

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