おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
9月に入りました。
空も高くなり、当院から見える可也山も、深々とした緑になってきました。
これからゆっくりと色づき、紅葉を楽しめるようになるかと思うとワクワクします＾＾
皆さまはいかがお過ごしでしょうか＾＾？
今回は、9月1日が防災の日ということで、防災についてのお話です。
災害時、大切な愛犬・愛猫たちを守るために、今できることをやっておきましょう！
●ペットフード・水
ペットフードの配給にかかる日数は1週間ほどです。
水やフードは、1週間分を目安に備えておきます。
特に、いつもと違う環境の場合は食欲が落ちる子もいますので、食べ慣れたフードを準備しましょう。
療法食を食べている子も、避難先では入手が難しくなるため、日頃から予備を持たれていると安心です。
また、普段お薬を飲んでいる子は、そちらの常備薬も必要になってきますので、切らさないよう注意してあげて下さい。
●トイレグッズ
ビニール袋、ペットシーツ、トイレ用砂、拭き取りシート等、動物種や年齢等でも必要なものが変わってきますので、「うちの子」に必要な物を準備して下さい＾＾
●所有明示
首輪に鑑札や迷子札を付ける、マイクロチップの装着など、万が一迷子になってしまった場合に備えて「（愛犬・愛猫の）名前、飼い主の氏名、連絡先」が分かるようにしておきましょう。
また、迷子になった場合に写真が必要になってくることも。
顔だけでなく、全身が写ったもの、後ろ姿などもあるといいですね。
毛の模様や身体の特徴が分かるものは、個体特定に繋がりますのでぜひ写真に撮っておきましょう。
●基本的なしつけ
「待て」や「静かに」などのしつけや、日常的にケージやクレートに慣らしておく訓練をしておきましょう。
普段からケージやクレートに入る習慣があると、避難場所でも大いに役立つかと思います。
●健康チェック
避難所ではほかのわんちゃん・猫ちゃんとの共同生活となります。
ワクチン接種やノミ・マダニなどの寄生虫駆除も大切です＾＾
そして愛犬・愛猫の受け入れ対応を含め、事前に避難場所の確認をしておくことも大事ですね＾＾
日頃から災害に備え、いざという時に対応できるようにしておきましょう！
そしてこちらは、掃除機から避難しているわが家のもこです。
「終わった？」
掃除機をかけると、途端に散らばりだすわが家の猫たちなのでした（そして何故か掃除機をかける方向に逃げていくため、なんだか追いかけてるような状態になります＾＾；）
