2018.01.30更新

おはようございます。

ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。

 

皆さま先週の寒波の影響、ございませんでしたか?

雪も降って冷え込みましたね~。

今も雪が降り出しました・・・。

暖かさを求め、我が家のにゃんこたちも、くっつき合って寝ています。

 

 

20180130_1_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

20180130_2_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

20180130_3_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院 

いつも仲良しこよしです(^^)

 

 

 

さて、こんな寒い時期に多いのが猫風邪です。

 

猫風邪、とひとことで言っても、「猫ヘルペスウイルス」「猫カリシウイルス」「猫クラミジア」と原因はいくつかあります。

 

これらのウイルスは、特に子猫に多くみられ、食事が十分に摂れなかったり、免疫力が十分でないために衰弱死してしまうこともあります。

免疫力が低下している高齢のねこちゃんでも注意が必要です。

最悪の場合は命の危険性もありますので、症状がある場合には、早めに病院を受診されて下さい。

 

また成猫ちゃんでも、発熱や鼻の詰まりで食欲が落ちたり、息苦しそうにしたりとつらい症状が出ますので、なるべく早めに受診されることをおすすめします。

 

 

 

<猫ウイルス性鼻気管炎>

「猫ヘルペスウイルス」による感染症です。

くしゃみ、咳、鼻炎などの呼吸器症状、結膜炎を引き起こします。

発熱、食欲の低下、また眼が開かなくなるほどの多量の目やにが出ることもあります。

 

 

<猫カリシウイルス感染症候群>

くしゃみ、鼻水、発熱などの症状で、症状が進むと舌や口の周辺に潰瘍ができることもあり、また、ときには急性の肺炎を起こし死に至ることもあります。

 

 

<猫のクラミジア病>

菌が眼や鼻から進入するため、結膜炎、鼻水、くしゃみ、咳がみられます。

また子猫は呼吸器官があまり発達していないため、肺炎に繋がることもあります。

 

人畜共通感染症(ズーノーシス)で、ヒトにも感染することでも知られています。

このウイルスに感染した猫の目やに等を触った手で、目をこするなどすると結膜炎を引き起こすこともありますので注意しましょう。

 

 

 

猫風邪の予防方法は、定期的な混合ワクチンの接種です。

ワクチンを接種していれば、たとえ感染しても非常に軽い症状ですみます。

かわいい愛猫のためにも、しっかりと予防しましょう(^^)

数種類の混合ワクチンをご準備致しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね(^^)

 

 

 

我が家の黒猫・ふわも、保護された子猫の時に猫風邪にかかっていました。

 

20180130_4_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

↑保護当時のふわ。くしゃみと涙目の症状がありました(><)

小さな身体で、きつかったでしょうね。

治療して、今では元気いっぱいの女の子です(^^)

 

20180130_5_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

 

猫風邪は、様子を見ている間に重症化してしまうこともあります。

症状が出たときにはお早めに受診されて下さいね(^^)

 

 

 

 

投稿者: ふかつ動物病院

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