2022.02.21更新

おはようございます。

ふかつ動物病院、スタッフの深津です。

 

ここ最近、寒い日が続きますね~(><)

寒いのが大の苦手な私は、なかなか体が動かなくて困ってしまいます。

皆さま体調お変わりございませんか?

 

 

今回はわんちゃん・ねこちゃんのまばたきのお話です。

 

まぶたは、人間には上まぶたと下まぶたしかありませんが、わんちゃんやねこちゃんには、第三のまぶた「瞬膜(しゅんまく)」と呼ばれるものがあります。

目頭の端にある白い膜で、普段はあまり見えません。

 

20220221_1_ふかつ動物病院 糸島 いとしま 犬 猫 動物病院

 

愛犬・愛猫が寝ているときに白目になっていること、ありませんか?

それは眼球の白い部分ではなく、瞬膜が目を覆っている状態です。

 

20220221_2_ふかつ動物病院 糸島 いとしま 犬 猫 動物病院

(オール白目のもこ 笑)

 

 

瞬膜は目頭側から目尻の方向へ水平に出てきます。

瞬膜は涙を作り出し、それを常に目に送り出しているので、わんちゃんやねこちゃんは、人間ほど瞬きの回数が多くありません。

 

私『どのくらいの頻度で瞬きしているんだろう?同じタイミングで瞬きしてみよう!』とチャレンジしてみた事がありましたが・・・目がパッサパサになりギブアップしました 笑

 

 

 

逆に、いつもより瞬きの回数が多い時には注意が必要です。

 

●片目を頻繁に瞬きする(あまり目が開かない)

●前足で擦ろうとしたり、毛布などに顔を押し付けて目をかこうとする

 

このような時には、目に傷が付いていたり、炎症が起きていたりする可能性がありますので、様子を見て落ち着かないようであれば受診しましょう!

 

上記のような症状に加えて、目の充血、涙が多い、目ヤニがよく出るといった症状が出ることもありますので、合わせて観察してみて下さい。

両目に症状が出ることもありますので、何かいつもと違うな、と感じたらご相談下さいね(^^)

 

 

 

ちなみに、目のトラブルではない時の、愛犬が飼い主さまを見つめた後に瞬きをする時には、「あなたに敵意はありません」「あなたに逆らいませんよ」というサインです。

このような時には、飼い主さまも瞬きを返してみて下さい。

そうすることで、愛犬にも安心感を与えることができますよ(^^)

 

 

緊張をほぐすために瞬きをすることもあります。

例えば何かイタズラなどをしてしまい、叱られた時などは、申し訳なさそうな感じでパチパチと瞬きをします。

「あんまり怒らないで~」という感情ですね。

 

 

退屈な時にも瞬きをします。

何もすることがなく、飼い主さまに構ってもらえない時にも、見つめたまま瞬きをします。

 

 

愛猫が飼い主さまに対してゆっくりと瞬きした時には、「信頼や安心」、「好きだよ」という意味があります。

同じようにゆっくりと瞬きを返してあげて下さいね(^^)

私も、わが家の猫たちに「ゆっくり瞬き」を毎日やっています(私の方から)

 

うちの子たちに、私の大好きな気持ちが伝わりますように(*’▽’*)

 

20220221_3_ふかつ動物病院 糸島 いとしま 犬 猫 動物病院

 

 

 

 

投稿者: ふかつ動物病院

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