おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。
真冬に比べると幾分か暖かくなり、わが家のにゃんこたち、動きが活発になってきました(^^)
↑おもちゃの中で「ただのヒモ」が一番好きなもこ 笑
動いてないじゃん、と突っ込まれそうですが、走り回って遊んだ後の休憩中の写真です。
寝転びながらでもじゃれてきます。
元気が一番ですね(*´∇`*)
暖かくなって良いは良いんですが・・・この時期になると、増え出します。
「何が?」というとそう、「ノミ」と「マダニ」です(;-_-)
ノミは吸血されることで痒みがでます。
(ノミが身体を移動しただけでもむず痒くなります)
わんちゃん・ねこちゃんがノミに対してアレルギーを示す体質の場合、数匹寄生されただけでも強い痒みを伴います。
ノミアレルギーでの皮膚症状は、腰からしっぽにかけて出る事が多く、発赤や脱毛が見られます。
皮膚症状がなかったり、ノミ自体が見つからなくても、黒いフケのようなツブツブが付いているようなら、寄生されている可能性があります。
そのツブツブをティッシュにのせて水を垂らしてみて下さい。
しばらくして赤く滲んできたら、ノミの糞です。
吸血しているので、糞が赤くなります。
そしてもうひとつの厄介者、マダニ。
草むらなどにわんちゃん・ねこちゃんが入り込んだ際に、体温や振動、呼吸などを感知して身体に付着します。
身体を移動しながら、被毛の少ない場所を見つけ、くちばしのようなものを皮膚に刺し込み吸血を始めます。
吸血する場所として多いのが耳や目の周り、鼻の周辺、指の間、胸部、内股、肛門周辺などです。
吸血すると身体の大きさが1cm以上になることもあります。
想像しただけでもゾッとしますね~(^^;)
マダニに吸血されても痒みが出ることはあまりありませんが、貧血を起こすバベシア症や発熱を示すライム病など、様々な疾患を媒介します。
そしてヒトがマダニを介して発症するウイルス感染症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)もあります。
ノミだけでなく、マダニもしっかりと駆虫・予防が必要ですね!
ノミ・マダニの駆除薬としては、わんちゃんは背中に液剤を垂らすスポットオンタイプと、経口薬のおやつタイプがあります。
ねこちゃんはスポットオンタイプがあります。
当院で取り扱っている駆除薬は全て、「動物用医薬品」です。
「殺虫剤」ではありませんので、万が一舐めてしまっても害はありませんし、しっかりとした駆除効果があります。
安心、安全、かつ確実に駆除と予防ができますので、ノミやマダニがついてしまった、という方も、これから予防を始めたい、という方も、どうぞスタッフにお問い合わせ下さいね(^^)