皆様おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。
念願の桜が満開になり、見るたびにほっこりしていたのですが…
風もあり、日を追うごとに少しずつ散ってきました。
なんだか寂しいですが、桜の絨毯も綺麗ですね(^^)
今日は知能と記憶力のおはなしです。
わんちゃんやねこちゃんの脳も、基本的な構造はヒトと同じですが、脳の重さが違います。
脳の重さを「脳化指数」という数値で表し、数値が高いほど賢いと言われるのですが、ヒトが7.4～7.5あるのに対し、わんちゃんは1.2、ねこちゃんは1.0。
ですが、「知能」の高さは数値だけでは判断できない部分が多いようです。
わんちゃんは本来群れで生活していたため、飼い主をリーダーとして尽くそうとしますので、訓練やしつけがしやすいですが、ねこちゃんはもともと単独行動で群れを作らない性質なので、命令にあまり従わず、マイペースです。
代わりに自分で学習したり、考えて行動することが得意なので、飼い主さんの行動を見てドアの開け方、ご飯の場所などを覚えているようです。
また、短期記憶はヒトよりも優れていたり、自分に必要なことに関してはしっかり記憶しているとか。
たしかに、「おいしいもの」がしまってある場所を開ける音や、「ごはん」「おやつ」というワードには、おもしろいくらい反応を示します。（古川家ではですが 笑）
また、嫌な経験も、危険を回避するために記憶に残っているそうです。
知能や記憶力について、わんちゃんは色々な研究が行われているようですが、ねこちゃんの研究はまだまだ少ないそうで、わからない部分が多いようです。
わが家ではにゃんこ達にも「おて」と「おかわり」を教えたいと思い、わが家で一番食いしん坊の、らいから教え始めましたが、さすがらい、食べるためにすんなり覚えてくれ…笑
次に食いしん坊のれんも、これまたちゃんとするようになり、らんやしょうも次第に覚えて、みんなできるようになりました(=^▽^=)
必要なことはしっかり記憶するということでしょうか…笑
やっぱりわんちゃんもねこちゃんも、得意分野は違えど、どちらも賢いなと思ったのでした
