2015.10.28更新

おはようございます。
ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。

 

今回は爪切りのお話です。

 

まずはわんちゃんねこちゃんの爪の本数ですが、大体の子が前肢5本、後肢4本です。
たまに前肢が4本の子、後肢が5本以上の子もいます。

 

親指の爪のことを狼爪(ろうそう)といって、地面と接しない為、伸びすぎて巻き爪になることがありますので、定期的に切る必要があります。

 

☆ 爪切りのタイミング
・わんちゃん
よく運動する子は爪が削れてあまり爪切りが必要なかったり、主に室内で飼われている子は伸びやすかったりと様々です。
定期的に見て爪が地面に付くようになっていたら切り時です。
・ねこちゃん
爪とぎを良くする猫ちゃんは尖って鋭い爪になりますし、高齢になってくると爪とぎをあまりしなくなり、太くなったりします。巻き爪になって肉球に刺さったりしないようチェックしてあげましょう!
(よく外出するねこちゃんは切らないほうがいい場合もあります)

 

爪が伸びすぎてしまうと…
足腰への負担、カーペットなどに引っかかっての破損、巻き爪、肉球に刺さって炎症・化膿を起こしてしまうこともありますし、伸びすぎると中の血管や神経も伸びてしまい、短く切ろうとすると血管や神経を傷つけてしまいますので、定期的にチェックしてあげましょう(´`)

 

爪切りは何種類かあり、ギロチンタイプ、ハサミタイプなどがあります。

 

20151028_1

 

さて、爪切りです♪

 

爪を切るときは膝に抱っこしたり、台の上で行ったり、一人で難しい場合は二人で行ったり、性格などに応じてやりやすい方法で行いましょう。

 

爪切りは切る時の振動や、長時間の拘束、足をギュッと握られるのを嫌がることがありますので、普段からスキンシップがてら足先を触ったり、抱っこに慣れておくことお勧めします♪
わんちゃんねこちゃんがリラックスしている時に行うのがいいと思います。
一気に全部の爪切りが難しい場合は一本ずつでも無理なく行いましょう♪

 

もし出血してしまった場合はティッシュやガーゼなどを使ってしっかり押さえて止血します。
ペットショップなどに止血剤が置いてありますので、そちらを準備されてもいいかもしれません。

 

一度出血してしまうと痛みを覚えて爪切りを嫌がるようになることがありますので、出血しないよう気をつけながら、少しずつ切りましょう。

 

ねこちゃんの場合は爪を隠していますので、肉球を少し押さえて爪を出した状態で切ります。

 

20151028_2

 

このように白い爪の場合は上のほうにピンク色の部分が見えるかと思いますが、ここまで血管が通っていますので、その手前の部分を切ります。

 

爪切りを行うときは爪切りに嫌な印象を与えないように、声をかけながら、褒めながら行いましょう♪

 

もしご自宅での爪切りが難しい場合は、ペットショップや動物病院でも行っておりますのでご相談されてもいいと思います(^^)

 

無理なくストレスなくできるよう、小さい頃から慣れておくといいですね(^▽^)♪

 

 

投稿者: ふかつ動物病院

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