「ヒキガエル中毒」に気をつけましょう!

おはようございます。

ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。

 

 

田植えの時期になりましたね。

水田があちこちで見られるようになりました。

 

 

わが家の周りでも、田植えが始まっています。

毎年、水田の中の頼りなさげなひょろひょろとした苗が、どんどん大きく育っていくのを見るのが楽しみの一つです(^^)

 

庭のセージもぐんぐん育っています(^^)

 

 

そして猫たちは相変わらず・・・

 

 

 

2匹仲良く、のんびり過ごしています(^^)

 

 

 

 

さて、今の季節に見かけることが多い生き物がカエルです。

その中でも注意していただきたいのが「ヒキガエル(別名ガマガエル・イボガエル)」です。

 

ヒキガエルは、7~20センチの大型のカエルで、耳の後ろにある耳下線から強力な毒液を出します。

また、全身のイボからは「ガマの油」として知られている、白い粘液性の毒液を出します。

 

もしもこれらの毒液を口にしてしまうと、症状として頭を振る、よだれ、吐き気、嘔吐、視力障害、神経障害、心不全などが起こり、最悪の場合は死亡するケースもあります。

 

ヒキガエルは夜行性で、産卵の時期以外は地面の中で寝て、雨が降ると地面から出てくることが多いそうです。

田畑だけでなく、公園や庭先にも生息していますのでご注意下さい。

 

特にお散歩中のわんちゃんや、外に出るねこちゃんはうっかり口にしてしまう可能性が高いので、普段拾い食いのクセがある子や動くものにじゃれる子は気を付けましょう!

 

そして、もしも誤って口にしてしまったり食べてしまった場合は、まずは毒液を除去するためにしっかりと水で口の中を洗い流し、速やかに動物病院に連絡を取ってください。

 

梅雨のこの時期、ヒキガエル中毒に注意しましょう!