2020.07.13更新

おはようございます。

ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。

 

まだまだ雨予報の一週間のようですね。

梅雨が明けたら「暑い暑い」と言ってばかりになりそうですが、このじめじめの時期が早く過ぎてほしいです(^^;)

皆さまお変わりございませんか?

 

今からのシーズンは、「雷」にご注意下さい。

 

わんちゃんで雷を怖がる子は多いのですが、その中でもパニックになってしまうほど、雷に対して恐怖を感じている子は特に注意が必要です。

 

よだれが出る、パンティング(ハッハッハッと速い呼吸をする)、落ち着かずウロウロする、どこかに隠れてしまう・・・といった行動や、さらにはこの場から逃げ出したくなりドアや柵を破壊する、リードを引きちぎる等、脱走して迷子になってしまう子もいます。

 

愛犬が雷を怖がるようでしたら、まずは脱走したり、破壊行動や落下等で怪我をしてしまわないよう、必ず愛犬の安全確保を行って下さい。

全国的に雷の後は、迷子の件数が増えます。

 

昔、実家で飼っていた黒のラブラドールの子は、ほんの微かに雷のゴロゴロ・・・という音を聞いただけで、呼吸が速くなり(パンティング)、大きな身体でキュンキュン鳴いてウロウロ、網戸をビリビリ・・・と恐怖・不安行動がありました。

なので雷の時は、脱走防止のため犬舎から室内に避難させていました。

 

20200713_1_ふかつ動物病院 糸島 いとしま 犬 猫 動物病院

 

 

ただし、どこか狭い場所に閉じ込めてしまう、といったことは避けたほうがいい場合もあります。

完全に閉じ込められることで逃げ場をなくし、かえってパニックが悪化する危険性もあります。

愛犬の様子を見ながら対応しましょう。

 

 

 

また、飼い主さまが雷を怖がってしまうと「雷=怖いもの」と学習してしまう子もいます。

雷が鳴っている時でも、いつもと変わらない行動を取り、平常心でいましょう。

恐怖や不安が助長してしまうので、愛犬が不安がっていても、抱きしめたり、「大丈夫だよ」と声をかけたり、なだめたりといった行動はせずにそっとしておきます。

 

そして決して叱る等の罰は与えないで下さい。

雷を怖がる理由は様々(光、音、振動等々)ですが、わんちゃんはこれらに対して「命の危険」を感じています。

そんな中で叱ってしまうと、恐怖行動が酷くなるばかりか、飼い主さまとの信頼関係にも関わってきます。

 

「安全確保をして、そっと見守る」ことが大事です。

 

 

そして、雷によるストレスで、下痢や嘔吐といった症状が出る子もいます。

その時だけの症状であれば、ご自宅で様子を見られてかまいませんが、症状が2~3日続いたり、元気・食欲も落ちてくるようでしたら動物病院を受診しましょう。

 

 

雷が発生しやすい時期です。

落ち着いて対処し、愛犬の身を守ってあげましょう。

 

 

 

ちなみに、わが家のにゃんこ達は、雷が鳴っていても・・・

 

20200713_2_ふかつ動物病院 糸島 いとしま 犬 猫 動物病院

 

20200713_3_ふかつ動物病院 糸島 いとしま 犬 猫 動物病院

 

↑いつもこんな感じで、雷が鳴っていても(そして そっとリモコン置きにされて遊ばれても 笑)、ありがたいことに我関せず・・・です(o^-^o)

 

 

 

 

投稿者: ふかつ動物病院

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