2018.05.07更新

皆様おはようございます。

 

雨で少し肌寒く感じます。ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?(*^^*)

当院の薔薇もたくさん開き、いい香りが漂っています。

 

 

さて、5月になりましたので、犬フィラリア症の予防開始時期です。

 

暑い日が多く、蚊を見る機会も多くなってきたかと思います。

 

フィラリアは、「犬糸状虫」と呼ばれる、白くて長い虫です。

成長すると30cmにもなり、わんちゃんの心臓に寄生するので、

 

元気がない、咳が出る、呼吸が苦しそう、お腹が膨らむ、尿が赤くなる

 

などの症状が出て、悪化すると死に至ることもあります。

 

 

フィラリア症の感染経路は、感染したわんちゃんを蚊が吸血した際に、一緒にフィラリアの幼虫も吸い込み、その蚊が他のわんちゃんを吸血した際に感染してしまいます。

 

ですので、月に一度の飲み薬か、年に一度の注射で感染した幼虫を駆除します。

もし投薬を忘れると、幼虫が体内で成長して、駆除できなくなってしまいます。

予防が不完全な場合は、そのまま投薬してしまうと重篤な副作用が出てしまう可能性がありますので、投薬前に感染しているかどうかの検査が必要になります。

投薬忘れがある場合はご相談下さい。

 

 

飲み薬は、蚊を見るようになった1ヶ月後から、蚊を見なくなった1ヶ月後までの投薬が必要です。この地域ですと、5月から11・12月まで、ご自宅で毎月投薬します。

錠剤、おやつタイプ、ノミ・マダニも一緒に予防できるオールインワンタイプがあります。

 

 

20180507_1_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

 

20180507_2_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

 

毎月の投薬が難しい、忘れそうという方は、注射も取り扱っています。

注射の場合は、年に一度打つことで一年間の効果が続きます。

まだ小さいわんちゃんは、体重が安定していませんので、生後6ヶ月以上(大型のわんちゃんは生後8ヶ月以上)になれば注射が可能です。

注射は6月上旬頃までのお取り扱いとなりますので、ご希望の方はお早めにお越し下さい。

 

 

☆受付時間☆

9:00~11:30

15:00~18:30

 

会議などで不規則に休診日がございますので、事前にお電話かホームページでのご確認をお願い致します。

 

 

フィラリア症の予防も忘れずに(o^-^o)

 

 

20180507_3_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

 

 

 

投稿者: ふかつ動物病院

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