フィラリア予防薬、最終投与のご案内

おはようございます。

ふかつ動物病院スタッフ、看護師の深津です。

 

朝晩の冷え込みが身体をきゅっと縮こまらせますね。

皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

 

我が家のにゃんこたちも、最近はくっついて眠るようになってきました。

 

 

リラックスしたペットの寝姿を見ると、なんだか幸せな気持ちになります(^^)

 

 

 

さて今回は、フィラリア予防薬の最終投与のご案内です。

 

 

フィラリア症の予防方法には、

① 年に一度、病院にてお注射で予防するタイプと
② 毎月予防シーズンに、ご自宅でお薬を飲ませる経口タイプとあります。

 

 

福岡県での予防シーズンは、春から11月下旬までとされています。

 

②の方で、お薬を毎月下旬に投与されている方は、11月下旬まで、毎月上旬や中旬に投与されている方は12月上旬・中旬までの投与が必要になってきます。

 

 

フィラリアの予防薬は、飲ませてこれからのひと月に効果があるのではなく、今までの一ヶ月間で感染した(かもしれない)、体内にいるフィラリアの子虫を駆除する「駆虫薬」です。

つまり、投与した次の日以降には効果がないんです。

 

 

ですので、ここで大切になってくるのが、「予防シーズン最後の投与」なんですね。

 

 

この最後の予防薬を投与しそこなってしまうと、もしもフィラリア症に感染していた場合、その子虫は体内で育ってしまい、最終的には心臓に寄生してしまいます。

 

そうならないためにも、最後の投薬はとても大事になりますので、皆様どうぞお忘れなくお薬を飲まされて下さいね(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

<おまけ>

 

 
こんなくっつき方もアリ、らしいです(^^)