2016.09.05更新

皆さまおはようございます。ふかつ動物病院スタッフ、看護師の古川です。

 

台風の影響が心配されましたが、皆さまのところは被害はございませんでしたか?

 

まだ台風の影響があるかもしれませんので皆さまお気をつけ下さい。

 

 

9月は防災月間ということで、今回は災害への備えについて少しお話したいと思います。

 

いつ災害が起きるかわからないので、普段から準備しておきたいですね。

 

 

《災害時に持ち出せるようにしておくもの》

 

・最低1~2週間分のフード(ウェットフードも持っておくと多少の水分は同時に補給できます)

処方食を食べている子は特に普段から余裕を持って準備しておきたいですね。

・水(ミネラルウォーターは尿石ができる恐れがある為、硬水ではなく軟水を選びましょう)

・キャリーバッグ

・リード、首輪やハーネス

・トイレ用品(シーツや砂)

・タオルや毛布

・服用中の薬

 

人用にも非常袋があるように、ペット達にも準備しておきたいですよね。

いざという時にすぐ持ち出せるように優先順位を決めて最低限のものは準備しておきたいですね。

 

20160905_1_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

《普段からしておきたいこと》

 

・迷子札などをつけておく

急な災害で迷子になることも想定して、首輪やハーネスに迷子札をつけておきましょう。

わんちゃんでしたら、迷子札と合わせて狂犬病の注射済票を付けておくことで、登録情報を元に飼い主さんを探したり、狂犬病の予防注射を打っている証になりますので付けておきましょう。首輪やハーネスははずれてしまう可能性もありますので、マイクロチップを挿入しておくのも一つの方法です。

マイクロチップについては次回説明させていただきますね♪

 

・キャリーや首輪・ハーネス、リードに慣れておく

通院の時など、特定の時にしか使用しないとキャリーを嫌がり、入ることをストレスに感じる子もいます。

普段からキャリーを開けて自由に出入りできるように置いておいたり、何もない日にもキャリーに入っておでかけをしてみたりと、キャリーに入ることに慣れておくと安心です。

また、普段から首輪・ハーネスをされない場合はつけることを嫌がる子もいます。普段からつけることに慣れておくといいかもしれません。

 

・家族以外の人や、ペットに慣れておく

避難先では多くの知らない方々と一緒に生活することになると思います。避難所でなくても、他の方に預けたりする場合もあるかと思います。

普段から家族以外の人、また他のペット達に慣れておくといいですね。

 

・予防をしておく

感染症を予防する混合ワクチン、内部寄生虫の予防、わんちゃんであれば狂犬病の予防接種やフィラリア予防もしておきましょう。

予防をしてないことで避難所に入ることを断られたケースがあるようです。

また、様々な病気を予防する為に、望まない妊娠・出産をしない為にも不妊・去勢手術をしておくことが推奨されています。

 

・写真や記録など

迷子になった時に探しやすいように、ペットの写真を携帯しておいたり、服用中の薬の記録などがあると安心です。

 

・避難時の確認

2013年に環境省による「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」が制定され、災害時にはペットを一緒に連れて避難することが推奨されています。

普段から最寄りの避難場所、避難経路や避難所でペットの受け入れ可能かどうかの確認をしておきましょう。

自治体によって違いますのでお近くの情報を確認しておき、ご近所の方と共有しておくといいですね。

またご近所の方、ご友人など、緊急時に預かってもらえる方がいると安心ですね。

 

いつどんな状況になるかわかりません。普段から家族で話し合って緊急時の準備をしておきたいですね。

 

20160905_2_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

我が家も5頭の同行避難…しっかり考えておかなければいけません。

 

 

さて、先日PEPPYの秋冬号が届きました。

 

今回はわんちゃんは防災準備についての記事、猫ちゃんは老化のサインやシニア期の快適な過ごし方などの記事が載っていましたよ。

 

待合室に置いておりますので、ご自由にお持ち帰り下さい♪

 

20160905_3_ふかつ動物病院 糸島市 動物病院

 

 

 

 

投稿者: ふかつ動物病院

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